高谷知佐子の国際的な弁護士キャリア

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高谷知佐子は、森・濱田松本法律事務所に所属し、主に労働法・国際紛争解決の分野で活躍する女性弁護士です。1969年に生まれ、1993年東京大学法学部を卒業、1999年にはアメリカのコーネル大学ロースクールを卒業しています。シンガポールのArthur Loke Bernard Rada and Lee法律事務所や、インドのKochhar&Co.法律事務所での執務を経て、2001年より、現在の森・濱田松本法律事務所にてパートナー弁護士のキャリアをスタートさせました。
初期に請け負った弁護士の仕事は、相続や交通事故の訴訟、特許権侵害や労働紛争など、至って雑多な範囲に及ぶものであったようです。しかし、その間には、会社法務や契約書作成といったジェネラルコーポレート業務も手がけており、高谷が弁護士の実務経験を積む時期と、日本企業によるアジアへの投資さかんな潮流が、時代背景として重なっていました。この時、中国やインドネシアへの日本企業進出案件に関わったことは、以降の高谷のキャリアに大きく影響していると思われます。
およそ3年半の実務経験の後、アメリカのロースクールへ留学した高谷知佐子は、研修生として、シンガポールやインドの法律事務所に勤務します。当時、国際的な日本人弁護士は極めて少なく、高谷が現地で実際に業務を体験し、身に付けた知識やスキルは非常に貴重なものでした。海外で得た国際的な知識とスキルを持って帰国した高谷は、M&A関連、労働法関係の業務を中心に、精力的な弁護士活動を展開していきます。高い英語力と、海外の法制度や文化に精通した強みを活かし、特に外資系企業の人事労務問題などにおいて、卓抜な手腕を発揮し続けてきました。

高谷知佐子は、2016年「Best Lawyers」のThe Seventh Edition of Best Lawyers in Japanに選ばれました。Best Lawyersは、1981年に創設されてから30年以上に亘り、信頼性の高いピア・レビュー調査を実施しているアメリカの機関です。ピア・レビューとは、研究者や同じ分野の専門家による検証・評価のことで、これにより世界的な権威を獲得しているものには、「サイエンス」や「ネイチャー」といった有名な学術雑誌があります。
ピア・レビューでは、たくさんの学術論文や専門誌の査読を通し、ハイレベルな検証がなされ、透明性が高く中立的な評価が下されます。「サイエンス」や「ネイチャー」と同じように、Best Lawyersでは、何万人もの一流弁護士による同業者の査定が行われ、国際的な弁護士選定に貢献しています。
現在、Best Lawyersのピア・レビュー・リストは、世界75ヶ国で出版されています。あらゆる法律ガイドのうち、最も信頼できる記事として1,700万人を超える読者を抱え、記事のコンテンツは市場で大きな位置を占めるほどです。2016年には、Best Lawyersの最新版となるThe Seventh Edition(第7版)of Best Lawyersが発行されました。この第7版の中で、高谷知佐子は、Labor and Employment Law部門における日本の「Best Lawyers(最高の弁護士)」に選出されています。名誉ある選出は、高谷の国際的な活躍と実績が、弁護士業界のオーソリティによって認められた結果といえるでしょう。

高谷知佐子はこれまで、M&A「Mergers and Acquisitions」、即ち企業の合併・提携に伴い発生する諸問題を数多く取り扱ってきました。主に手がける弁護士業務のうち、労働法関係の業務は、M&A関連業務が引き起こす人事や労働条件、労働組合問題などへの対応を端緒に、自身のキャリアの中で高谷が長く関わってきたものです。これらの業務において、高谷は基盤から人事制度や各種規定を組み立て、検討を加えながら構築、不採算事業を整理し、成長事業の充実を図るといった、リストラクチャリングの采配を的確に振るってきました。同時に、随時起こり得る人事や労務、労組問題への対応にも努めており、こうした労働法関連の業務は、今日高谷の主要な仕事の1つとなっています。
また、最も得意とする国際紛争解決の分野では、アメリカ、シンガポール、インドなどへの就学経験、就業経験が大いに役立てられています。たとえば、外資系企業の人事労務問題に対応する場合、高谷の持つ国際的なセンスとスキルは、企業をサポートする大きな戦力になります。日本と海外では異なる法制度について、あるいは日本文化と海外文化の様々な齟齬について、説明作業に発揮される高谷の能力は、英語力の高さに加え、実体験をもとに培われた感覚に裏打ちされています。
現在の高谷知佐子は、日系企業のアジア進出をサポートする業務へと果敢に取り組んでいます。高谷のキャリアを踏まえ、インドへの進出案件が多いものの、今後の高谷は南アジア全般を視野に入れており、バングラディシュやスリランカ、パキスタンなどへの進出案件をサポートする仕事が期待できます。

LAWASIA東京大会2017が2017年9月18日から21日までホテルニューオータニ東京で開催され、高谷知佐子はその大会の実行委員会副委員長を務めることになっています。
LAWASIAは法曹界の国際団体で、アジア・太平洋地域の約50の国と地域の弁護士会、法律協会、個人会員から構成され、会員数は100万人を超える大規模な組織です。日本からは高谷知佐子の所属する第二東京弁護士会の他、日本法律家協会、日本弁護士連合会、東京弁護士会が加盟しています。高谷知佐子はLAWASIA日本代表理事と日本ローエイシア友好協会理事を務めています。
大会はローエイシアが持ち回りで開催する国際会議で、今回は「法の支配による大いなる飛躍・ローエイシアの軌跡とこれからの役割」というテーマに基づき、司法制度や紛争解決制度、ビジネス法など各国共通の課題に関して30以上のセッションを通して意見交換することで相互交流を深め、法の支配の確立と地域の発展と平和に貢献することを目的としています。
まだ国際会議の経験のない初心者も気軽に参加できるように、初日にビギナーズセッションが用意されたり、大会期間前後に日本と海外のローヤー間で交流できる場も設けるなど、大会をより身近に楽しめるような企画も計画されています。
アジア・太平洋地域の法曹部門の課題への取組みをステップアップさせるための重要で大規模な国際的イベントです。

森・濱田松本法律事務所
http://www.chisako-takaya.com/

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